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反射的スルー(A5/94P/900円 2018.5.6発行)

元は一つの島国はとある事件をきっかけに東西に分断し、それぞれ自治を行っている時代。
西部地方の翠央警察本部捜査一課所属の刑事・江口は部下の榊と共に東部地方へと足を踏み入れていた。
そうなったのも西部地方で起きた殺傷事件の被疑者が越境し、東部地方へ逃走したという情報を得たからだ。
基本的に来ることが無い東部地方の景色、ここが地元ではないことに二人が若干の違和感を覚えながらの滞在初日――東の地に降り立ったばかりの二人を待っていたのは、二人が追い求めていた被疑者の息絶えた姿だった。

スピンオフ第五巻、警察組による東西合同捜査編、事件解決までの読切です。
本編未読でも問題ありません。
※過去軸で本編での伏線を回収していますが、話自体はこの一冊で完結しています。